ギター伴奏による歌曲としては、作曲家自身がギター伴奏を書いているウエーバーが知られているが、シューベルトも彼自身がギターを持っていたし、「シューベルトがピアノをあまり弾けず、ギターを使って作曲したといわれる」と言う説もある。ペーター・シュライヤーとコンラッド・ラゴスニック Peter Schreier & Konrad Ragossnig のコンビが両方ともCDを出しているので紹介します。
Die schöne Müllerin : Ten. Peter Schreier Gt. Konrad Ragossnig 1980.1.23.
東京文化会館大ホール
https://www.youtube.com/watch?v=EGES5XlE5T0 1:29:09
Peter Schreier & Konrad Ragossnig: "Die schöne Müllerin" - LIVE! (Salzburg, 1978)
https://www.youtube.com/watch?v=ENx-k40UYi0 1:14:05
Weber: Lieder 19 本の動画 Peter Schreier · Konrad Ragossnig ℗ 1978 Deutsche Grammophon
https://www.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_mALlz8FvRx7N6w6JiJMJIZa7DMyW_xz685 Lieder, Op. 49: No. 4. Wiegenlied (arr. K. Ragossnig)
https://www.youtube.com/watch?v=Y5Ni_6Fi2EA ヴェーバーの歌曲で最も他の作曲家のものと異なるのがギター伴奏の歌曲が多いことである。シューベルトの歌曲などもピアノパートをギターに編曲して出版した例があるが、ヴェーバーの場合はオリジナルがギター伴奏のものが多いのが特徴的であると言える。
シューベルトは、1797年生まれ、1828年没と、19世紀初頭に主に活躍した人ですが、この時代、ヨーロッパ、とくにパリとかウィーンでは、ギターが大ブームだったとのことでもあり、夜会では、ギターでの演奏が多く設けられ、またピアノに比べ安価だったこともあり、多くの家庭に普及して、演奏を楽しむことが行われていたようです。
Romanze Weber ロマンス ウェバー
https://www.youtube.com/watch?v=nUIHsNZFZ7g 2:11
野辺に咲くバラ(C.ウェーバー作曲~金 廣昌編曲)
https://www.youtube.com/watch?v=gwwGRm9voEw 1:38