ウクライナ侵攻で全国に広がる『ひまわり』リバイバル上映の輪
The circle of "Sunflower" revival screening spread all over Japan due to the invasion of Ukraine
1970年に公開され、今もなお日本で根強い人気がある名作映画『ひまわり』。そのリバイバル上映の輪が全国に広がっている。戦争の悲惨さを訴えた映画の舞台となったウクライナ(当時はソ連)がロシアの侵攻により戦場と化していることなどから再び注目を集め、上映館と来場者が急増している。第二次世界大戦によって引き裂かれた男女の愛を描いた名作『ひまわり』の音楽を担当したのは、映画音楽の巨匠であるヘンリー・マンシーニ。
エンディングの地平線まで続く画面一面のひまわり畑のシーンは、映画史上に残る名シーン。ウクライナの首都キエフから南へ500キロメートルほど行ったヘルソン州にあるひまわり畑がロケ地となっています。
イタリア・フランス・米国・ソ連の合作映画『ひまわり』には、広大な大地いっぱいに咲き誇るヒマワリが何度か登場する。とりわけ、ヒマワリ畑を前にウクライナの農婦がつぶやくカットは印象的だ。「ここにイタリア兵とロシア兵が埋まっています。ドイツ軍の命令で穴まで掘らされて。ご覧なさい、ヒマワリやどの木の下にも麦畑にもイタリア兵やロシアの捕虜が埋まっています。そして無数のロシアの農民も老人、女、子ども……」観客の誰もがスクリーンいっぱいのヒマワリに圧倒されるばかりか、日々報道されるドイツではなくロシアによる軍事侵攻の悲劇を重ね合わせずにはいられない――。
音楽をヘンリー・マンシーニが担当し、数多くの映画音楽を手がけたマンシーニの作品中でも特に評価は高く、主題曲は世界中でヒットした。今回はギターの独奏でアレンジャーとして評価の高い江部賢一氏の編曲で楽しみましょう。
江部賢一 プロフィール
1951年新潟生まれ。クラシック・ギターを鈴木 巌に師事。ヤマハ・ネム音楽院でジャズ・ギター、理論、アレンジを学ぶ。現在さまざまなジャンルで音楽活動を行なっており、ギターのアレンジ集も多数出版。2015年12月24日逝去。
Masaya Sato
https://www.youtube.com/watch?v=Trm9xdrmfOUShinichi Fukuda
https://www.youtube.com/watch?v=eKFmMyWuR5UOlga Papsheva
https://www.youtube.com/watch?v=gJ4TQAi05dwIndyBRDY?
https://www.youtube.com/watch?v=NauuKqdUpnMNatsuko Kitada
https://www.youtube.com/watch?v=NWTy8x_W_IQTakahiro Yonesaka
https://www.youtube.com/watch?v=1PvWu7DU3fYTakashi Okuno
https://www.youtube.com/watch?v=EmtuLSIiqi4Jinsung Lee
https://www.youtube.com/watch?v=ckqBXwm754Q