ヴィオラ奏者の Lukas Kmit がバッハの無伴奏チェロ組曲のヴィオラ版の第5番を弾いている時に、動画は Prelude の最後の部分から始まっていますが、次の Allmande の楽章が終わった途端に(4:40~ )例の「聴衆の携帯着音をユーモラスにカバー!」で話題になったハプニングが始まるのですが、ヴィオラ奏者はソロ活動より普段からアンサンブルをしているのでしょう、本当に即興であの携帯着信音の訳の分らないメロディをいかにもバッハらしく?丸く修めた? のには脱帽しますね。何回見ても感心してしまいます。とっさにあんな事が出来るというのは本当に、音楽は音を楽しむ事、というのが身についているんですね。彼の他の映像を探しましたが残念ながら、Oktetá の弦楽八重奏曲しか出てきませんでした。
https://www.youtube.com/watch?v=TfLYXyrEiYk彼は訓練しなくても自然に身に付いていたのでしょうが、そういう才能がない人でも、正しい訓練をすればジャズのように例えば、即興でバッハ風のカデンツァで演奏でしてみる、何てことも出来るんでしょうね。その作曲家のスタイルも理解出来ていればでしょうが。その辺がバッハの Allmande のスタイルをそのまま踏襲して、その後にきちんと即興で修められるかどうか・・・ですね。あの携帯の着信音楽?に違和感無く溶け込ませるテクニックまで身に付けようとすると、まあ 子供では無理かもしれません。しかしそのような訓練がもっと普及するとよろしいですね。子供には無限の可能性がありますから。
Konvegencie: Oktetá も中々面白い曲ではありますね。現代曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=4OeLQ-_npsg