Charlie Parker - Bird with Strings について - fantasia25さんの日記

先日　Charlie Parker & Strings と　Charlie Parker - Bird with Strings　（こちらは　Jukka Perko　のサックスとドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の共演で前者のアレンジをそのまま活かして当時を再現したＣＤ）を聞き比べて大変面白かったので紹介します。オリジナルのバックは弦楽五重奏（Ｖｎ３名）にオーボエにハープで其々が協奏曲のソロを務めるほどのソリストで聞き応えがありますね。オーボエがミッチ・ミラーで何と彼はあの
ミッチミラー合唱団のあのおじさんだと初めて分りました。彼はオーボエ吹きだったんですねー元々。それに比べてドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団がバックだとオーケストラですから音は厚いしデジタル録音だしアレンジは同じでもサックスの協奏曲として充分聞かせますね。ソロの　Jukka Perko　もクラシックが好きな私からすれば両者譲らずとも思えますが、ジャズ的に聞けば「ああ、これはムード音楽ね」と一掃されそうです。余りにもバード（チャーリー・パーカー）の奏でる音楽が圧倒的に人に訴えかける力が強いからでしょう。しかしバード作曲のサックス協奏曲もなかなか魅力的ではあります。Charlie Parker & Strings •15 本の動画 こちらがオリジナルです。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLqzxGGRskMsArMdq06cOawHAbO2kBWfmD

オリジナルのプレーヤーはバードとヴィオリンが　Bronislaw Gimpel, Max Hollander, Milton Lomask ヴィオラがFrank Brieff 　チェロが　Myor Rosen 　ハープが　Stan Freeman　オーボエがあの　Mitch Miller　です。

Charlie Parker - Bird with Strings 9 本の動画 こちらは Jukka Perko, saxophone です。
https://www.youtube.com/playlist?list=PL8F382525CB1BD3FE

DEUTSCHE RADIO PHILHARMONIE SAARBRUECKEN KAISERSLAUTERN
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団

Jukka Perko, saxophone
Murat Öztürk, piano
Gautier Laurent, bass
Oliver Strauch, drums