本日岡崎のコロネットでヴァイオリン・ヴィオラのセルゲイ・マーロフとピアノの岩崎洵奈によるデュオ・リサイタルが午後2時より開催されましたが、大変素晴らしい内容でした。マーロフのヴァイオリンは技巧のレベルが大変高く、難しいパッセージも余裕で楽しげに弾き切っており、呆気に取られてしまいます。ピアノの岩崎との掛け合いでもテンペラメントが合っているようで、どの曲も演奏することが楽しくて仕方が無いように見受けられました。ヴィオラのヴュータンも素晴らしく、正しく「人の声が歌う」ように響きましたね。平日の午後のコンサートで入場はイマイチですが、安価(2000円)でこんなにも素晴らしい内容の室内楽が聞ける機会をどんどんと増やして頂きたいものと感じました。アンコールの3曲のクライスラーはウィーン風とは? の回答をもらったようでした。
https://www.youtube.com/watch?v=j0nobUWZfps以前にも取り上げましたが、彼はヴィオロンチェロ・ダ・スパッラの名人でもあります。バッハの無伴奏チェロもお聞き下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=K-H6XAIwZKA